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2014.01.24

修善寺物語2

みなさんこんにちは。
今日もよいお天気ですね。
…と書きかけで放置してたら、今日は曇りです。

なんだかここのところ、やけに寒さが身に沁みます。
以前から、毎年冬眠に入りたくなるくらい寒さは苦手でしたけれど、今年の寒さはまたいっそう堪えているような気がします。
最近我が家のヘルマン陸ガメが、土に潜ったままなかなか出てこないので、このまま冬眠に入られてしまうのではないかと心配です。
時々、無理矢理起こしてます。


修善寺2日目です。
先日は、選んだ宿が思いがけず芸術家や文豪ゆかりの宿で感激したお話を書きましたが、
この宿に宿泊を決めた理由の一番は、雰囲気のよさでした。
紹介写真で見た建物の雰囲気ももちろんステキだったのですが、ここ数年、自分的宿選びのポイントになっている庭の風景もステキで、
これなら、近くに観光地があまりなくても、時間を過ごせるだろうな~と思った次第。

Photoさて、修善寺と言えば、やはり温泉ですよね。
この旅館は、お風呂がですね、またすごくステキでした。
貸切になる家族風呂ふたつと、時間で男女入れ替えになる温泉がみっつあって、
この内湯がですね、お風呂場からガラスを透かして、池の中が見えるようになっているのです。
メインになっているお風呂は昭和9年に造られたそうですが、大正14年に芥川龍之介が、池の中が見えるお風呂の話を図入りで手紙に書いているそうです。
実は、龍之介が書いたお風呂だけ、今回入る機会がなかったのですが、彼が「一見の価値あり」と書いたお風呂も含め、一見の価値ありです。


この旅行はお天気に恵まれて、2日目もとても穏やかな暖かい日でした。
今回、とりあえずの観光もまったく考えていなくて…
宿の庭をぶらついた後、宿でもらった周辺観光地図にあった散策コースを参考に廻ってみることにしました。
距離はあまりないのですが、のんびり歩いて、途中昼食を摂ったりお茶したりして、気がついたら4時間くらい経っていました。
修禅寺は前日に行ったので、この日は行かず、まず日枝神社へ。
杉の古木が圧巻!
杉の大木に見下ろされながら参道を抜けると、境内には樹齢800年といわれる夫婦杉があります。
Photo_2

他にも、この地方には珍しい一位樫の大木を見ることができます。
ここから、渡月橋を渡り指月ヶ岡へ。
北条政子が、頼家の冥福を祈って建てた指月殿と頼家のお墓があります。
頼家の墓は、以前はお堂に入っていたそうですが、今はどうしてだか雨ざらしです。
頼家の墓の脇から道が続いていて、背後にある鹿山という小さな山へ登ることができます。
山頂に源義経像が置かれているのが、またなんとも…。夏目漱石で有名な菊屋旅館の依頼で、大正時代に彫られた物だそうです。

指月ヶ岡を下り独鈷の湯の脇を通って、竹林の小道へ。
ここへ続く道…今回私たちが泊まった部屋のすぐ下を通っていて、旅館の中の道なのかと思っていて、それにしてはやけに人通りがある…と思ったら、散策道だったんですよね。
けっこう夜遅くまで歩いてる人がいました。
竹の緑はどこでもいつでもほんと美しいです。
Photo_3赤蛙公園を通って、源範頼のお墓へ。
範頼は頼朝の弟ですが、叛意を疑われて修善寺に幽閉された後、頼朝の命を受けた梶原景時の襲撃に遭い、先ほどの日枝神社で自刃します。
この辺の話を聞くと、頼朝ってけっこうひどい人だな~と思ってしまいます。
お墓の石が意外と新しいのですが、これはいつ頃からあったのかな~?
このすぐ近くに、古民家の喫茶店があって、ここでお茶…というかお汁粉を頂きました。
なんとなく懐かしい雰囲気のある、静かなお店です。
周りは畑と民家。というような場所で、あまりお店っぽくなくて、とても落ち着ける所でした。

ここから表通りを避けて宿の方まで戻ったのですが、
気が付いたら修禅寺の脇に出ていて、範頼のお墓と修禅寺の近さにちょっとビックリしました。

お土産を見ながら3時過ぎには宿に戻り、お風呂に入ったりしている内に夕飯の時間になったのですが、
どうしたわけか、夫が体調をひどく崩してしまい、晩酌もそこそこに、宿で薬をもらって横になってしまいました。
実を言えば、私も旅行直前に寝込んだりしていて、そのまますっきりよくなっていたわけでもなく、去年の夏の旅行の再現か?とビクビクしていたのです。
去年の春からどうも旅行運はついていないようです。


旅行日程残り1日。
続きは後ほど。


★★★今日読んでいる本★★★
『青蛙堂鬼談-岡本綺堂読物集二』岡本 綺堂/中公文庫

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