« 水上旅情 | Main | おいしい温泉 »

2010.05.13

時代の風俗を妄想する

みなさんこんにちは。
今日もよいお天気ですね。
朝、慌てて家を出たら、上着を着てくるのを忘れてしまいました。
帰り寒かったです・・。


甲冑の絵を無性に描きたくなって、手持ちの本を見ていました。つかこれ、買ったきり全然読んでなかった(まぁそんな本がものすごく多いのですが・・・)。
実はもう1冊、『武士の世界』とゆーカラー版の資料を持っていて、いつもはそれを見ているのですけれど、広く浅くで細かい事がわからなくて、他に何かなかったかな~と本棚を漁っていたら見つけました。見てみるもんだな。自分ちの本棚も。
そして見つけた本は、細かい説明がいろいろ書いてあって「おおっ!」なのですけれど、
古い上に少しばかり専門的なのか、
言葉がわからん!
そんな、当然のように一般的でない用語を繰り出さないで下さい。
あんまりわからな過ぎて、なんか笑っちゃいましたよ。
・・・・行ったり来たりしながら読んでたらなんとなくはわかってきましたけど・・・。
おもしろいのですけれど、絵に描こうと思って読んでいると、かなりうへ~。
描くのはいいのですけれど、時代による変遷みたいなのがめんどくさっ!です。
紐通す穴なんて、ふたつだろうがみっつだろうがいいだろっ!・・・・ってわけにもいかないんですよね。
それでも、こういうのを読むのはやはり楽しいです。
戦は武士の晴れ舞台で、鎧直垂って贅沢に作られてたそうなんですね。一張羅ですよね。それで贅だか粋だかを競うためにおっさん達はあれこれ悩んだのか?とか。
いいおうちの武将は、新しい鎧冑も用意できただろうけど、ビンボーな人は、流行遅れなのや胴丸だったんじゃないのか?とか。考えてるとすごく楽しい。


それで思い出したのですけれど、
先日読んだブログで、某新聞社から出ている日本史マンガは「学習漫画」なの?というお話があって、なるほどね~と思ったしだい。
私も以前、「いかにも「マンガです!」ってノリ」と紹介した事があるのですが、「学習」漫画ではないのかも知れませんね。
その方が言うには、学習書の挿絵とかって、風俗を正確に描くことにすごく気を配っているのだそうです。やはりビジュアルの印象は強いので。
そしてそういう事では、あのシリーズのあの回ってすごい事になってますよね。
あの回をご覧になった講座の先生から「ナゼに皆、烏帽子を被らンの?」と聞かれまして、私の考えは述べておきました。
ところで、某少女マンガ家さんは単行本のあとがきで、「風になびく髪が描けるからこの時代を描くのは好き」みたいな事を書かれていたのですが、風になびくってゆーか・・・・烏帽子の下も髷だし、人工的に前髪を後退させてるんですけどね。
まぁ、なんかその「風になびく」ってイメージが私にもわかるのが・・・・なんであの時代って、そういうイメージがあるんだろう??


こういう風俗って、おもしろいですね。
先日別の所にはチラッと書いた褌のこととかね。あれって身分のある人はやっぱみんな締めたの?当時はどういう形状だったのか。長さは?とか。用足す時はどうするんだ!とか。
先日流鏑馬に行った時、直垂で歩き回っている方がいたのですけれど、袴の下の大口ってやつ?あれを履いてない人が何人かいたのですよ。なのでもちろん袴の脇から脚が見えちゃうんですけれど、あれは今時だから履かないのか、略式だから履かないのか。
でも日常的に着ていれば、「ウザッ」と思ったら履かない。とかありそうですよね。
それともやっぱり、履いてないなんてとんでもない!恥ずかしい!って感じだったのだろうか。
今は様式化しちゃってる部分が多いですけれど、生活の中にあった時代にはもっと幅があったと思うんですよね。
極端な例えですけれど、
前に、入っていたサークルの会報で読んだ話で、その人の友達ンちってのが、どういうわけだか家族全員家では
ほとんど、裸で過ごしてる
という。別に特別な宗教とかではなくて、なんかそれが楽だから~ってことらしい。
一方で、私の友人のだんなさんは、
家でもワイシャツにネクタイを締めてるそうで。
一応の基準として「こういうものだから」というのがあっても、自分の周りだけ見ても、その辺はかな~りファジーで、昔の人だってそういうのはあったはずですよね。
というような観点から、その時代の人達のそれぞれの生活を考えたらすごく楽しくなってしまった。


身分高いけど普段は褌締めない!とかさ。


★★★今日読んでいる本★★★
「武士はなぜ歌を詠むか-鎌倉将軍から戦国大名まで」
小川剛生/角川叢書

|

« 水上旅情 | Main | おいしい温泉 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38232/48340156

Listed below are links to weblogs that reference 時代の風俗を妄想する:

« 水上旅情 | Main | おいしい温泉 »