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2009.01.07

それはきのせい

みんさんこんにちは。
今日もよいお天気ですね。
そろそろ私の周りにもインフルエンザの影が・・・・・。
そして毎日「今日はマスクして出勤しよう」と思いながら、毎日忘れる・・・・。


昨日は、夫は夜勤で娘もスノーキャンプへ行っているので、一人でのんびり好きな事やって過ごせる!
とすごく楽しみにしていたのですが、やりたい事って意外とできないですね。つか、やっぱ時間足りなすぎです。
それはまぁ仕方ないですけれど。
家に帰ったらお隣さんから電話があり、
「お出かけだったんですか?」と言われたので、
ユーガな専業主婦とは違うんだよ!と、ちょっとムッとしながら「もう仕事が始まっていますから」と答えましたら、
「これから伺ってもいいですか?」と言うので、
何事!!?なんか隣に迷惑掛けた!?とドキドキしつつしばし待ちましたら、なんとだんなさんと二人で来ている!
ますます、何しちゃったんだろーーーー!!!
と焦りまくってドアを開けたら、
新年の挨拶でした。
んで、ちょっと落ち着いて考えたら、うちは2日にお隣さんへ挨拶に行ったのですけれど、午後は実家へ行ってそのまま夜はカラオケへ。
3日は娘のキャンプの買い物。4日は映画と温泉センター。5日は夫と飲み歩き。
で、ほとんど家にいなかったんだよ!
「お出かけ」ってのはそーゆー意味かーーーー!!旅行にでも行ってると思われていたんだーーーー!
めちゃくちゃ恥ずかしかったです。


「徒然草」を読んでいましたら、
91段「赤舌日といふ事」という話で、これは六曜の赤口のことなのですけれど、「昔はそんな事を気にする人はいなかったのに、最近はそんなバカバカしい事を言う人がいて」みたいな事が書いてありました。
そうか、六曜ってこの頃流行ってたんだ。
何かの本で、江戸時代にいろんな占いに対する禁令が何度か出たのだけれど、六曜はマイナーだったので禁令が出なくて競争者がいない時に広まった。みたいな話を読んだ事があるのですが、そういう流行り廃りはあったのですね。
「徒然草」の話を読んで、やっぱ鎌倉時代などでも怪しい話に「そんなの迷信だよ」って人はけっこういたんだろうな~と思って、思い出したのですけれど、
江戸時代天保の頃の人、鈴木桃野が書いた「反古のうらがき」という随筆があって、今で言うところの「実話怪談」なのですが、その中のひとつ。
再婚同士で結婚した夫婦の奥さんが、「離縁してほしい」と言い出して、
わけを尋ねると、亡くなった前夫が座敷にいると言って怖がるので、結局別れた。
その女性は、別の人とまた再婚をしたのだけれど結局自殺してしまった。
という話があり
桃野のコメントが「心を病んでたんだね」


あっさり。
「反古のうらがき」にはもちろんフツーに恐い話も書かれているのですが、鈴木桃野は闇雲にそういった話を信じる人ではなかったらしく、怪音の正体を見極めようとしたり化け物屋敷の噂を聞いて調べに行ったり、火の玉を見たと聞けば「それは西洋のエレキテルと同じ原理ではないか?」と考えてみたり。「十のうち八、九は嘘である」というところは井上円了先生に通じるものがあります。
だからと言ってまったく怪異を信じていないわけではなく、やたらと怖がりはしないけれど「怪を罵る者はかならずその祟りに遭う」と言ったりするスタンスの取り方にも好感が持てます。
この人の父親は書物奉行という、今で言えば国会図書館職員のような仕事をしていたそうで、その上ものすごい読書家で、幕府の書庫にあった本をすべて書き写してしまい左遷されたという逸話を持っています。
役人としてはうだつの上がらないオヤジだったようですが、現在残っている古典籍にはこの時写された物もあるそうですので、私達からすればいい仕事してくれた。って感じですよね。
またこの父親は民間伝承などが好きで、幼い桃野は父親に与えられた怪談本を繰り返し読んでいたようです。が、そればかり読んでいて、どうすれば他の本を読むようになるのか、両親を悩ませもしたそうです。
「反古のうらがき」には、私好みの
怖いんだか怖くないんだかわからないけど、気になる話
がけっこうあっておもしろいので、そういうのが好きな方は、機会があったらぜひ読んでみて下さい。


★★★今日読んでいる本★★★
「異形にされた人たち」塩見鮮一郎/河出文庫
本屋で、高校生くらいの女子が「理科年表」みたいな題のエッセイっぽいちくま文庫を持って歩いていて、
「あっおもしろそう」と思いちくま文庫の棚へ行ったのですけれど、それは見つけられず、これが目についたので買ってしまいました。
ちくま文庫の隣が河出文庫の棚だったんだよ。

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Comments

自己レスですが・・

>「怪を罵る者はかならずその祟りに遭う」と言ったり

よく読んだら言ってなかった・・・。
つか言ってたけど、意味が違いました・・・・。

私が間違えちゃったのは、桃野が
「~と言われているけれど、どーなんだよ」と、
化け物屋敷へ行った時に、化け物に心の中で語りかけたってゆーよーな話だったのです
で、結論として、
何も起きなかったので、心が読めるようなものではないな。大した事ないじゃん化け物。ってな事が書いてあるのですね。
私の読み取りはほとんど逆だったようで、お恥ずかしい(_ _;)

Posted by: じゅんこ | 2009.01.13 at 18:06

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