« May 2008 | Main | July 2008 »

2008.06.27

夏なので

みなさんこんにちは。
今日もよいお天気ですね。週末は荒れるという予報です。
ところで、今、夫がダイエットにはまっています。


会ったことのある方はご存知のように、私の夫は、控えめに言って・・・太っております。いや、はっきり言って太っているのですが・・・。
んで、健康診断のたびに、「あと○kg減らしなさい」とか、医者に言われたりもしていたのですが、一向にその気にならず、元々私もやせぎすな人が好きなので、「スリムになったら惚れ直しちゃうな~」とか、言っていたのですが、愛の力及ばず。
だったのですが、今年に入って色々あって、思うところがあったらしく、突然ダイエットに目覚めてしまったのでした。
で、この1ヶ月間医者に言われた食事制限を行った結果、なんと!ひと月で!
7kgの減量ですよ!
7kgと言うと、皆さん「体に害はないのか?」と心配して下さるのですが、もうね、全然、
食事ははっきり言って、フツーに摂っているのです。フツーに3食食べるし、私より少し多目に食べるし酒も飲むし。
今まで日々いったいどれだけ余分な物を食っていたのだか・・・・。
しかも、食事制限による急激な減量は、リバウンドの危険性も高いとゆーことで、スポーツジムにも通い始めました。
けっこうなことでございます。
しかしだな。
ウルセー。
はまるなら一人ではまって下さい。
おかーさんは疲れてるのよ!
いや・・・・昨日、wiifitを、久々にやったとゆーか・・・やらされたとゆーか・・・・。
仕事から帰って、夕食が終わって、やっとかなくちゃいけない家事を終わらせて、やれやれ本でも読もうかな~どっこいしょ。
と思っていたら、夫と娘とで、「wiiやるんでしょ!?」
って、「え・・・・・?」って感じですよ。
(あっ一応書いておきますが、夕飯は夫が作ってくれました)
あうう~・・・・・そりゃね、私は筋力がありませんよ。鍛えなきゃいけないと思っていますよ。
でも、休息も必要だと思いませんか?ねえ?


話はまるっきり変わりますが、
私の本棚に、飯田豊太郎という方が書いた「怪談千一夜」という本があります。
この本は、私の祖父が持っていた物で、昔の人がよくしていた例に漏れず、傍線・傍点、注意書などの書き込みがけっこうあり、私の物心が付いた頃には既に惚け始めていた祖父の、意外な趣味の一端を見るような、謂わば形見で、
私は、祖父が亡くなった直後になる中学生の時に読んで、そのおもしろさにいたく感動したのであります。
その後学生時代に祖母が亡くなり、私が譲り受けたのですが、成人して改めて読み直してみて
「あまりおもしろくないな~」と、がっかりしたのですが、とりあえず手放すことなく今に至るのです。
んで、先日ある事情から、「江戸時代の怪談」という本を書かれた方にメールを送る機会がありまして、その方から
夏にオフ会をするつもりでいるから、参加して下さい。
という嬉しいお話を頂き、ふとこの本の事を思い出し、せっかくだから私も何かネタを提供できればと、引っ張り出してきたのでした。
と言うのも、この本には中世から江戸時代にかけての怪談が綴られているからなのです。
そういうわけで、先ほどからパラパラとページを繰っているのですが、私はある事に気付いて、今愕然としております。
つーのもこれ、それぞれの話に
出典が載ってないじゃん!
ぐはーーーーーっ
まさか!?創作!?
しかし、前書きとか、妙に具体的な記述とかを見ると、やっぱり元になる話があるような感じでもあるのですよね。
う~む・・・・。
それこそ詳しい人が読めば、その元になる話がわかるのか知らん?
う~む・・・・けっこういい加減なんすね。とほ~。


話は怪談から少し続きます。
もしかして以前にも書いたかもしれないのですが、
どこで読んだのか思い出せずに、折りに触れ気になっている怪談があります。
10ページ足らずの短い話だったと思うのですが、時代は確か明治で(もしかしたら江戸の末期かも)、その著者の体験談か、近い人から聞いた話とゆー感じなのです。場所はやっぱり東京か、大きな都市だと思うのですが、何か災害のようなものが起きて、人によっては家を捨てて地方へ行かなければならないとゆー状況があり、
その主人公の家に、見知らぬ女性が、「大切な物だから」と言って、刀を預けて行くのですね。
その後、何か、不思議だと思えば不思議かも・・・とゆーよーな事が起きて・・・。とゆー・・・
出来事としてはどーとゆー事のないお話なのですが、まぁ私の好きな雰囲気だとゆー事で。
なんですか、その本を読んだ時の、本の版型とか、右側のページにこーゆー事が書いてあった。とゆーよーな事は覚えているのですが、肝心の作者だとか、どんな事件が起きたのかだとか、結局その刀はどーなったのかとか(あっ今ふと、結局長い事誰も受け取りに来なくて、預かった家がその後火事になるかして刀もなくなってしまった。とゆー終わりだった気がする)、全然覚えていないのですよね~。
しばらく、岡本綺堂の作だと思い込んでいたのですが、読んだことのある綺堂の本を読み直しても、出てこなかったのですよ。
いや、もしかしたら、怪談ですらなかったのかも・・・・。つか本当に本で読んだのか?
夢!?
いや、たぶん本で読んだとゆーのは間違いないと思いますので、
お心当たりのある方は、ぜひご一報を。


★★★今日読んでいる本★★★
「日本の歴史 9 南北朝の動乱」佐藤進一/中公文庫

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.06.26

日本の歴史

みなさんこんにちは。
今日は雨ですね。
一昨日の夜、歯を磨こうと洗面所へ行き、ドアを開けましたら、先に入った娘が
「うわぁ!気持ちわるい!」と叫んで飛び出して来ました。
見ると、大きなアシダカグモが、鏡の横に張り付いていました。
アシダカグモって、けっこうどこにでもいるように聞くのですが、実は私も実物を見るのは初めてかも・・・。
最近、洗面所で2度ほどゴッキー目撃情報があるので、それに釣られてやってきたのかも。
アシダカグモのゴッキー捕獲能力はかなり高いらしく、アシダカグモがいる家では、数ヶ月のうちにゴッキーは全滅させられてしまうそうです。小さなネズミとかも捕ってしまうそうです。
人間に害を与えることはないそうなので、うちにいてくれるのはまったく構わないのですが、けっこう大きいし、やっぱちょっとグロテスク・・・。
まぁ害虫がいなくなれば自然といなくなるそうなので、それまでは共存していきたいです。
でも昨日は風呂場でずっと歩き回っていて、かなりドキドキな入浴タイムでした。


前回、井沢元彦氏の「逆説の日本史」が気になるとゆー事を書いたので、どーゆー所が気になるか書きたくも思ったのですが、
どーしても批判的な話になってしまうし、
きちんと論評しようと思ったらそれなりの資料を出さなければいけないので、めんどくさいし、なんかもうどーでもよくなってきました。
しかし、ネットでの評判がすごくいいのね。このシリーズ。読み易くておもしろい事は認めますが、ちょっとビックリ。
感想を書いている人のブログとか、ザッと見たのですけれど、ダメ出ししているのはほんとにわずかでした。
どうしてそうなっているのかは、なんとなくわかるのですが、恐いので言いません。
そーゆー事では、2chのスレッドの中にけっこうきちんとした意見があって、すげー久しぶりに熟読してしまいましたよ。2ch。
ひとつだけ、この本を読んで「なんだかな~」と思った事を書きますが、
この作者は、他の人の論文をどの程度読んでいるのかな~と・・・。
史料至上主義批判って、どーゆーことなのだろう?いや批判するのはいいのですけれど。
スイーツ


さて、そーゆーわけで、今佐藤進一先生の「日本の歴史」を読んでいるのですが(数年前に改版されたそうなので、そっちも購入しておこうかな~)、やはり名著だと思いますよ。
何度読んでも飽きないです。つか、時々読むと、その間に培われたあれこれにより、新しい発見があったり、以前は興味を持てなかった話に興味が涌いたり、楽しいです。
んで、読みながら気になる所に線を引いたりしているのですが、最初に読んだ時から気になっている所がありまして、
直義の死後、尊氏と戦うことに対して弱気にならなかったのは「尊氏に対する憎悪の執念にとりつかれた桃井直常くらいのものだったろう」と書かれているのですが、この「憎悪の執念」とゆーのが何なのか。佐藤先生には何か具体的な考えがあるのか、ぜひ知りたいところなのであります。てへっ。
あ~佐藤先生の本も、もっと色々読んでおいた方がいいのかもな~。


★★★今日読んでいる本★★★
「日本の歴史 9 南北朝の動乱」佐藤進一/中公文庫

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.06.23

ちょっと暇

みなさんこんにちは。
今日はこれから雨が降ってくるそうです。
やっと本格的な梅雨って感じになってきましたね。
今朝、明け方あたりから娘が、お腹が痛いとグズグズ言い出して、
しかし、娘がグズグズ言うのはよくあることなので、特に心配もしないでいたのですが、朝食前にゲボりまして、学校休んでます。
しかし私は、今職場の後輩が海外旅行へ行ってたりで、簡単には休みが取れず、とりあえず、午前中は夫が会社を休み、私は午後から休んでおります。
病院で、「たぶんウイルス性の胃腸炎」と言われたのですが、実は今回に限って私は、
昨日食べた韓国のりを疑っているのであった・・・。
ご近所さんのおみやげでもらったのですけれど。韓国のり好きなのですけれど、なんかね、ちょっと油が古くなってるような気がしたのですよ。
まぁわからんですが、やっぱ怪しいと思った物は、もったいないと思っても避けた方が無難ですね。


気持ちがあるうちに、
と思って、井沢元彦の「逆説の日本史<7>太平記と南北朝の謎」を買いました。あっ読んでます。
実は井沢元彦氏、あまり好きじゃないのですが、先日も書いたように、万が一この10年くらいの間に史料が発見されてて、新説にショックを受けたらどーしよーと・・・いやもうほんと冗談ではなく思っていますが、やっぱそれでは先へ進めない!と思い、肝試し気分で読みました。
まぁ・・・・おもしろかったです。スラスラ読めてしまいました。
しかし、なんつーの?
「はぁ・・・まぁ、そーですね」って感じ。
引用や例の挙げ方等さすがの博覧強記ですが、「逆説の」と冠する程の物は感じられません。
私もかなり目が曇っているので、公正な判断のつきかねる部分がありますが(とほほ)、梅原猛の影響を強く受け、明石散人を支持しているとゆー話に、すげー納得。
amazonの評に、「一言で評価するなら「初級応用」」と書いている人がいて、なる程と思いました。
日本史に興味を持つとっかかりとしては、こーゆーのもありかな?とは思いますが、これから勉強を始めるとゆー人の入門書としては疑問。まぁ、ここをとっかかりに(足がかりではありません)、他の方の本も読んでいければよいのではないでしょうか?
隆慶一郎と柘植久慶が好きな夫に勧めておきました。
こーゆーのを読むと、もう日本史は解釈し尽くされているのかな~と思ってしまいます。で、まぁそれでホッとしたりしてるわけですが!わたしは。
そんなわけで、私のピンポイントな興味は「まぁそうですね」って感じでかわされちまったのですが、
なんつーか・・・色々気になる本でありますな。
歴史に興味がわくって意味ではなく・・・・。


娘のクラスの子が連絡ノートを届けに来てくれました。
男の子3人で来てくれたのですが、ノートを持ってた子が娘に会う気満々で、おかしかったです。
午後になってちょっと高い熱が出てしまい、これじゃぁ明日も学校休むしかなさそうだな~・・・。
仕事休めないんだよな~・・・。は~・・・。


★★★今日読んでいる本★★★
「日本の歴史 9 南北朝の動乱」佐藤進一/中公文庫
リハビリ。
しかし私も、もっといろんな本を読まないとな~。
「南方熊楠全集」もな!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.06.20

また虫の涌きやすい季節が・・

みなさんこんにちは。
今日は雨が降り出しそうな曇りです。
最近朝起きられません!
目は覚めているのにギリギリまで起きあがれん!
困った困った。
んで、お客様が差し入れて下さったコーヒーを飲みながらふと・・・
これは・・・貧血の症状では?
と思った次第であります。
いや、わりと常に貧血気味なのですが、フラフラ度がちょっと高いので気を付けなければ・・・・・。
そー言えば、お友達の吉閥さんが、人間ドックで血圧の上が「112」と書いていらっしゃいましたが、
私は毎年「100」を超えないゾ!どうだ!まいったか!!


さて、1年半ほど前に、
愛する足利直義さまへの妄想愛を補完するべく
「伝源頼朝像について書かれた本」
を自宅で探したところ、数々の障害に阻まれて見つけることができなかった事を書きましたが、
先日ついに発見いたしました。
歴史の図版関係は本棚の最奥最下段に入れてあるつもりでいたので、その辺を探していたのですが、ものすごく手前に置いてありました。つかまったく阻む物のない辺りに入れてありました。
この1年半って・・・いったい・・・・。
見つけたので、この書籍のきちんとした書名もわかりました。
平凡社刊「絵は語る(4)源頼朝像-沈黙の肖像画」
しかし3分の2ほど読んでも、足利直義さままったく出てきません。つか、この本自体は足利さまについて語る本ではなく、まじめに肖像画の歴史等を論じる本ですので、しかたないですな。
へ~~って感じです。どういう社会的背景の下で肖像画が描かれるようになったか。とか、描かれる目的とか。
描かれない理由についても、私が知っていたような理由は、「そーとも言えない」とゆーよーな事が書かれていて
なる程。物事はいろんな方向から考えねばな~と、またもや思わされたのでした。
前に、網野善彦の本についてでだったか?絵巻の読み解きがおもしろいな~とゆー話を、書いたかもしれませんが、図像解釈学とゆーのか?言っていいのか?そーゆー読み解きはおもしろいですね。
さて、これからどーゆー風にこの絵を読み解いて下さるのか、ワクワクします。


とワクワクしながら読んだのですが、
残り5分の1地点の、皇室の資料庫から資料が発見されて、ってとこで
すげーーーーっ!!
と思った後、なんか「えっ?それだけ?」みたいな終わり方でした。あらら・・・・。
ここまで書いておいて、なんで「源頼朝像」に足利直義が関係あるのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明いたしますと、
むか~しから日本史の教科書にも載っている、京都神護寺所蔵「源頼朝」の肖像画が、今「伝源頼朝」になっておりまして、
それはなぜかと言いますと。この「絵は語る(4)」において、この肖像は源頼朝ではないのではないか?とゆー説が出されまして、では誰の肖像なのか?とゆーのが、「足利直義」ではないか。とゆー。そしてこの説も今わりかし支持されつつあるとゆーのですね。
この本が出版されたのが1995年で、それ以前の足利直義さまの姿と言ったら、
「太平記絵巻」だかの(この辺めちゃくちゃうろ覚えっつか、いい加減に資料名書いてます)、風景の一部と化したかのようにち~いさくなんとなくぞんざいに描かれている物しかなかったので、
「これが直義だ!」と言われれば、それだけで古くからのファンとしては、すげーーって感じなのですが、それがまたいきなり、頼朝像と言われている有名なあの絵かってなると、いやなんつーか、もう、畏れ多いですね。って私が畏れても仕方ないか。
まぁ結局なんとも断定はできないというわけで、どうも奥歯に物の挟まったような言い方しかできないとゆーのは、仕方のないことなのかもしれません。
しかし、やっぱりもう少し掘り下げて欲しかったです。
大英博物館の頼朝像の制作時期がホントのところいつなのかとか、
なんで伝重盛像の方が伝頼朝像より傷みが激しいのかとか、伝光能像だけ制作時期が違うのか。とか(この辺どこかでその理由を読んだ記憶があるのですが、もしかして夢だったかもしれません)


とゆーよーな話を今朝の食事の席でしておりまして、
足利直義の話なら三日三晩でも、し続けられるとゆー事を言いましたら、娘が
「そんなに好きなの?結婚したいの?お父さんじゃダメなの?」とか言い出しよる。
「どーゆー所が好きなの?」と聞くので、「すごく偉い人だったんだよ」と答えましたら
「どーゆー所が偉いの?」と聞くので
草履を取る話をとりあえずしておきました。(あれ?前にもしたかな~?)
んで、うちにもいっぱい本があるから、読んでみたらいい。と言ったら、夫が、「娘に強制するな」と言うのですけれど、
強制なんかしてないし~。
もしかして・・・シット?日本語で言ったら「座れ」?いや、漢字で書いたら「嫉妬」?
やだな~も~。
好きったってもサ。私がこの人と一緒になれる可能性なんて、ペ・ヨンジュンと恋に堕ちる可能性より遙かに低いんですからネ。いやですよおとーさんたら。
いや、好きっつか、自分がこーゆー人間になりたい。
それとさぁ、私がこの辺のことを勉強し直そうかな~と言うと、なぜ夫はいつも「南方熊楠全集」を読めとゆーのだ?いつもだよ。関係がわからん。
しかし、改めて勉強しようと思う時、以前と同じ程の情熱があるかとゆーとかなり怪しいのです。
もうひとつ、ここ10年くらいの間に新発見の古文書とか出てきてて、私の憧れの像が崩れるような説が浮上していたらどーしよーと思うと、恐くて本が読めない!
いや、今のところそーゆー事実はないようなので、いーんですけど。


学校へ行くためにランドセルを背負った娘は、
玄関先で
「三日三晩話続けられるって、わかったよ」
と言って、出て行きました。


★★★今日読んでいる本★★★
「夢中問答―禅門修行の要領」西村 恵信/日本放送出版協会
ベタですみません。ちょっと恥じてます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.06.16

暴力と鬱と長い放浪

みなさんこんにちは。
今日もよいお天気ですね。
秋葉原が近いせいか、先週はずっと職場の上空がうるさかったです。
と思ったら今日もうるさいです。
ご無沙汰しておりました。
元気ではあったのですが、考える事があって、日記を書くのにはちょっと疲れていました。
しかし、世間でも色々イヤな事件とかあって、やっぱり書いておこうかと思う事があるので、つらつらと書いておきます。
自分の気持ちを整理するつもりで書いているだけなので、
別に楽しい話でもないし、支離滅裂になるかも、なので、
読んで下さるとゆー奇特な方は、その辺をご了承下さい。
そしてどーでもいい事ですが、サントリーのZERO DRY、不味い!


さてさて、まず、
数日前に、お友達の所で、自殺とか鬱病について
私としては、ちょいとそれは違うよ。つかも少し言ってしまえば、ちょいと腹が立つようなお話がありまして、
でもそれは、あくまでも「私としては」なので、別に誰が何を思っていてもよいのですが、まぁ腹の虫が治まらなかったので、自分の経験をつまびらかにしてみようかと思っていたのでした。
が、しかしそれも、
親しい方達にはすでにお話している事ですし、グダグダ書いても、読んでも、楽しい話でもないので、
やっぱや~めた。と思い、しかし何か引っかかったまま日が過ぎてしまいました。
しかし、また怖い事件が起きたりして、なんかまたザワザワするので、やっぱ書いておこうと、思ってしまったわけです。
まぁ私は、あまりステキじゃない両親の元で、あまりステキじゃない子供時代を過ごしまして、中学時代にはいっちょまえにイジメなんぞにも遭いましたが、
とりあえず社会人とゆーものになって、「イジメられてたんだよ」っつっても、「逆じゃない?」と言われる程度には強く成長いたしまして。
しかし、持ち前の性質なのか、これまた流行の最先端を行きまくって、公報のCMなんぞが注意を促すずっと前から鬱病なんてものにもなりまして、幽霊が見えたりワープしてみたりしていたのですが、めでたく回復して明るいOL時代を過ごしておりましたら、
例の。あの。平成6年の。なんともやり切れぬ事件があって、
あっこりゃもう死ぬな。
と思ったりする局面もあったのですが、
まぁそれでも図太く生きているので、今ここでこーして駄文を連ねているのです。
鬱に関しては、今でも小さな波は時々やって来るのでありますが、そんな物は、たとえその波が来て、波にもまれても、そんなのはもうちっとも怖くないのです。


さて、そんなこんなで、最近の自殺報道など見れば、それはやっぱ人情として、自分の経験にも思いを馳せてしまったりするのですが、
じゃぁなぜ私は死ななかったのか。と考えてみるのです。
ひとつは、
運がよかった
これは、そーゆー暗黒面から抜け出した後ずっと思っていることです。
これは、もしかしたら鬱を経験した人にしかわからないのかもしれませんが、ほんとーにね、やばい状態にある時、死にたいとか一歩踏み出す勇気とか、そんな能動的なあれこれはないんですよ。そこに立っているだけです。
気が付いたら(って死んじまったら気付きようもありませんが)あら、死んでた。ってくらいの・・・なんつーか・・。
でも私は死なずに気付けた。
そーゆー話を、知り合いの小学校教諭にしておりましたら、
「生命力が強かったんだね」と言われ、ああそーゆーことなのかも。運だけではなく、そーゆー物があったのかも。と思ったのでした。
なら、この生命力ってゆーのは何なのかと。


私は、幸いにもこーして生命活動を営みつつ、ステキな方に見付けてもらい、かわいい子供にも恵まれて、こーして日々過ごしていられるわけですが、
私の中には、私の、あまりステキじゃない両親の血が流れ、あまりステキじゃない記憶があったりするわけで、そーゆー物は確実に私の中にあって、私の娘にも受け継がれて行くかもしれない。
前述のお友達の話の中で特にカチンと来た所があるのですが、別の話を例に出すと
殴られて育った子は殴る親になる。とゆーわりかし有名なあの話。
私は、この話は、子供を育てる者が自戒として心に留めておく分にはよいと思うのですが、そーなるとゆー事実として話されることには憤りを感じます。
不幸な子供は一生不幸でなければいけませんか?不幸は継承しなければいけませんか?
親の存在は、確かに大きいですが、ダメな親を持った子供は、その部分でだけ不幸であればいいのです。
それだけだと、私は思います。
しかし、この先、私の愛する娘に、どーゆー試練が待っているかはわからないし、私の不安定な性質が受け継がれていないとも限りません。それは本当に恐ろしいことでありますよ。
でも私は生きている。娘にも幸せに生きて行ってほしい。
辛い事もいっぱいあるかもしれないけれど、辛いだけだったと思いながら人生を終わらせて欲しくない。


そこでさて、「生命力」です。
先日私は、永野のりこさんの「電波オデッセイ」がすごい!とゆー話を書きましたが、これ、ほんとーによいです。
このお話のモチーフで、
「オミヤゲ」
とゆーのが出てきます。ややネタバレになるのかもしれませんが、古い作品だし、書かないと話が進まないので書かせて頂きますが、
自分はこの世界にやってきた旅行者で(ナガノさんって、もしかしてやっぱりカトリックではないですか?)、いつか自分の世界へ帰る時、持って帰れるオミヤゲは、心ひとつ分の思いだけ。
心ひとつに、どれだけステキな「オミヤゲ」を入れて行けるかとゆー事が大きなテーマになっているのです。
そしてね、これは「死」を前提とした話ではあるのですが、「生きていく」上で、とても大切な事なのだと思うのです。
例えば、物語の最初で、挫折しかけた主人公の原さんがオデッセイに
「何もオミヤゲはないの?」とゆーよーな事を聞かれて、「ぜんぜんだよ」と答えつつ
でも、小学校3・4年のクラスがね・・
と思い出すのとか。ほんとに些細な事なのだけれど、そーゆー楽しかった思い出とか、そーゆー事が、生きている事もそんなに悪くないかも。って思える力になる。
ほんとのところ、私自身、やばかった時、そーゆー事は全然考えなかったのですが。でも、
生きていてもいい理由があったのだと
そー思うのです。
って、死ぬ理由もめちゃくちゃ感じていたので、その辺はやっぱ運・・・なのか?とも思ったりもするのですが、生きていていい理由の方が重ければ、やっぱそっちに傾くと思うのですよ。
しかしそれは、
「電波オデッセイ」で原さんが、お母さんとのステキな思い出を、「忘れてた」ように、忘れてしまうかもしれないし。
でも何かのきっかけで思い出すかもしれない。そしてそれは必ず自分を助けてくれるのです。
ぶっちゃけ私めは、ご両親様に、お前は×××××で×××××だから××、くらいに言われて大人になりましたけれど、それだけではない何かももらえたから、今ここに存在できているのだと思いますよ。


私が、私の子供にとって、ステキな親かどうか、今後ステキな親になれるのかはまったくわかりませんが、とりあえず、私は、私の好きな人達の幸せを願っておりますので、私の声も届かぬ所にその方々がいたとしても、私自身がそーゆー所へ行ってしまっても、なにかの時に力になれるような「オミヤゲ」を用意してあげられるように、ただ協力するばかりなのであります。


とまぁ書けばいくらでも言いたい事はあるのですけれど、
長くなったので、そろそろこの辺で終わり。
ステキなオミヤゲを持っていて、自分でもそれをよくわかっていても、それでもやっちまった人の話とかも、聞いた事があるので、やっぱ難しい事もあるのですけれど、
何かドン詰まりなような気がしていても、よ~くよく周りを見てみれば出口はどこかにあるのではないかと・・ある事の方が多いと思いますので、不幸にとっ捕まって苦しくても、目を開いていることは大切なのではないかと、
って、やっぱりぐだぐだになってしまいました。
もう少しよい書き方が見つかればいいのですが・・・今はこれまで。


★★★今日読んでいる本★★★
「日本文化の形成」宮本 常一/講談社学術文庫

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« May 2008 | Main | July 2008 »