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2007.06.18

哲学する幼児

みなさんこんにちは。
今日は曇りですね。週末はこれでもかっ!ってくらい晴れていて、行楽へ行かれた方は、よい休日を過ごすことができたのではないでしょうか?
っつー私は、まぁぼちぼちでンな~。
ちょっとは休めたかも・・・。
でも、最近の週末休みって、なにかもったいなく過ごした感がつきまとうのはなぜ?


日曜日午前中、娘の空手の昇級審査がありました。
今白帯で、初めての審査です。
本人は、組み手をほとんどやったことがないとかで、心配していましたが、受けてみたら、「楽しかった~」だそうです。
Karate1

Karate2小さな子たちが、一生懸命型をきめてる姿は、武道とは言え微笑ましいものです。が、しかし、私が今日書きたいのは、そんなほのぼのな話ではなく・・・
夫、娘を信用しなさ過ぎ。どーにかしろ。親として。
きちんと見ていれば、注意を受けていたのが、娘ではないことくらいわかるじゃん。
前から気になっていて、折りに触れて注意はしているのですけれど、私は今日ふとある事に気付いてしまって、ちょっとイヤな気分です。
ああ、これって、私が自分の親に期待できなくなったのと同じパターンかも・・・。どーせおとーさんは、さいしょからぜんぶ私がわるいとおもっているから。
自分が信用してない、って態度で臨む相手から信頼される事はないんだよ。
私も段々フォローするのめんどくさくなるから、もう少し自分でなんとかしなさい。


その娘に、また学校から電話がありました。
正確には学童保育みたいなトコからですが、両方合わせて通算4回目~。入学して2ヶ月半。女子として多いのか少ないのかフツーなのか。
大人しくしろとは言わないが、ケガをするなとももう言わないが、
人にケガをさせることだけはしないで下さい。そして首から上だけはなるべく守って下さい。・・・・・これ、前にも書いた?


その娘が、真剣に悩んでいる事があります。
「人は死んだらどこへ行くのか」
   まただよ。
もう勘弁してほしいです。
おかーさんには難しすぎて答えられません。
そのうちしかるべき所へ相談に行くかもしれません。
しかるべき所ってどこだかわからないけど。
でも、娘が真剣なのはわかるので、いい加減に答えたくないのです。
が、答えられません。
とりあえず、
昔むかしお釈迦様とゆー偉い人がいて、世の中のいろんな事についていっぱい考えて、いろんな事がわかったんだよ。だから大勢の人が、お釈迦様にいろんな事を教えてもらいに来て、その中の一人が、あなたと同じように、人は死んだらどうなるのかを尋ねたんだけれど、お釈迦様は何も言わなかったんだって。
そんな偉い、いろんな事を知っている人にもわからないことなのだから、おかーさんにもわからないし、きっと人から教えてもらってもわからないと思うんで、自分で考えて答えを出すしかないんだよ。
と言っておいた。
    全然納得してませんね、あれは。

    スピとか・・・・変な宗教にはまっちまったらどーしよー。

こーゆー事を考えるのも、通過儀礼のようなものだと思うけれど、なんと答えればよいのやら・・・。
「死んだらそれで終わりなんだよ!」と言ってしまうのは簡単だけれど、今不安になっている子供に、ほんとにそれでいいのか?とも思うし・・・。
何か上手い言い方はないだろうか?
自分はどーだったろう?
小学生の頃、ノストラダムスとか、黒田みのるのマンガとか読んで、世界の滅亡とか、マジで怖くて泣いた記憶はあるのだけれど、大人に相談した覚えがないのです。
記憶ではもう少し大きかった気もするし。
とりあえず、天国とか地獄の話をするのか?それでいいのか?
何かを試されているのか!?わたしは!


★★★今日読んでいる本★★★
「七時間目のUFO研究」 藤野恵美/講談社青い鳥文庫
そんなわけで読んでみました。
子供向けの、疑似科学批判啓蒙の良書とゆー評判なので。
うちの娘にはまだ難しいですが、私が読んでけっこうおもしろい。

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