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2006.11.20

七五三

みなさんこんにちは。
今日は朝から雨降りです。冷たい雨です。


昨日も雨でした。
雨でしたが、娘の七五三のお祝いをしました。
朝、娘と夫は予約していた写真館へ。
その場で娘はヘアメイクと着付けをしてもらうのです。その間に、私は自分の着付けです。
3歳の時には、私もまだ着物を自分で着るようになったばかりだったので、バタバタしてしまい、気持ちが悪くなる程だったのですが、今回は慣れたモンでございましたよ。
写真館に着いた時には、娘はまだ着付けの最中でした。
7532生まれた時から伸ばし続けた娘の髪は、お尻を少し超えるくらいになっていました(生まれた時から、かなり髪がふさふさした赤子でありましたが)。
「これだけ長さがあると、日本髪が結える」とヘアメイクさんに言われたので、これから日本髪なんぞ結う機会はないかもと思ったので、そのようにお願いしました。
そうして、出てきた娘はすっかり日本のお嬢さんです。
アイラインにマスカラもしていましたが、すっきりと薄めの化粧でよい感じです。
髪飾りも、前髪に挿してくれた花かんざしは外してもらいました。
しかし、こうして見ると、めちゃくちゃしょうゆ顔。
メイクさんにも、「日本人らしい目をしてるわね~」と言われ。なのだけれど、「髪の色が大人みたいで、ちょっとむずかしかった」とも言われ・・・どーゆーわけだか天然の茶パツなのです。


きれいになって、カメラの前に立つ娘ですが、すっごく緊張してしまい、ずっとへの字口。
とうとう最後まで「ニッコリ」はしてくれませんでした。とほほ。

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(神社へ行く前に、少し時間が空いたので、喫茶店でお休み)


写真を撮っている間に、少しずつ雨が降り出したので、神社へは車で行くことにしたのですが、娘は段々と着付けが苦しくなってきて、
「気持ち悪い・・・」「苦しい」
と、弱々しく訴えだし、
筥迫を取り、帯板を取り、お端折りの下から手を入れて腰ひもをずらしてみたり、等したのですが、あまり楽にはならないようで、車に乗るのを嫌がって、とうとう泣き叫びながら抱きかかえられて、車に放り込まれる始末でありました。
まだこれから神社でのご祈祷があると思うと、ちょっと辛いです。
が、神社に着いた時は、まだ気持ち悪がっていたのに、おじいちゃんおばあちゃんの顔を見たら、途端に元気になってはしゃぎ回っておりました。
子供の体調ってーのは、ほんと気分によって大きく左右されるのだなぁ・・・・。
あまり天気はぱっとしませんでしたが、他に2組の七五三のお参りがいて、ひと組はうちの子と同じ7歳のお参りのようでしたが、娘は数えのお祝いで6歳。その子と比べると、やはりまだ子供っぽく見えました。
天気も本降りになる前になんとかなって、まぁこれくらいでよかったです。


お祝いの食事会の前にいったん家に戻り、私と娘は洋服に着替えました。
できれば着物のまま行きたかったのですが、あの娘の苦しみようを考えると、これ以上無理はさせられませんでした。
食事は駅前ビルの中華レストランに個室を用意してもらいました。
気楽な雰囲気で、楽しい時間を過ごさせていただきました。


おじいちゃんおばあちゃんとは、ここでさよならですが、
実は実は、この後、娘的には、もうひとつ重大イベントが残っていたのです。
生まれた時から6年間以上伸ばし続けた髪。
しかし、娘はこれをもうずっと切りたくて切りたくて仕方なかったのですね。
なので、七五三が終わったら「短くする」と前から決めていたのでした。そして、娘としてはもう一刻も早く切りたいとゆーことで、食事会の後、美容院へ直行となったのでした。
切りました。バッサリ。肩のちょっと下くらいまで。
長い髪がトレードマークのようにもなっていた娘なのですが、見違えました。
切り終わった後、美容院の大きな鏡に向かって、くるりと回って髪がふわりとなるのを喜んでいる姿が愛らしいな~と思ってしまう親ばかなのでした。
しかしこれで、ここしばらくのバタバタもやっと一段落。肩の荷が下りました。


そして次は、小学校入学準備?


★★★今日読んでいる本★★★
「おとぎの国の科学」瀬名秀明/晶文社

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