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2005.09.12

怪を語る

みなさんこんにちは。
今日もよいお天気ですね。
ああっなんか、週一日記になっています。最近。
なんかね。毎日かったるくて、ぼ~っとしているうちに、
色々書くのは「もういいや」って気になってしまうのですね。別に投げているわけではなく、毎日それなりに楽しくはあるのですが・・まぁそれなりってことなんでしょうね。


先週末は、毎年恒例の某怪談サイトの百物語オフでした。
私はこれで4年目かな?
この会の最初の頃は知らないのですが、10年近く毎年続けているというのは、すばらしいことですね。
さすがに、毎年のように参加している方たち(・・・って私もそうなんだけど)は、手持ちの怪談も尽きてきたりしてるのですけど、初めて参加する方たちもいたりで、毎年きちんと百話達成できるのですね。
それと、今回、なんと言いますか、とても雰囲気がよかったです。
っていつも楽しいのは同じなのですけど、うまい具合に力が抜けているというか・・・怪談も、「幽霊が出た」「きゃ~怖い~」ってばかりではなく、
つまり私が好きなような、派手じゃない、怖くない、怨念抜きの不思議な話もいくつかあって、とてもよい感じだったのです。
もちろんみなさんの好みはあるのですけれど、私は、こういう雰囲気で長く続いてくれるといいな~と思いますよ。
で、思ったのですけれど、前回から参加されているNさんという方もおっしゃっていたのですが、こういうお話をする時に、
「亡くなった人の事を想う」というのは、ほんと、とても大切なのだな~と思うのです。こういう事を忘れると、怪談はグロテスクなだけの気色の悪い物に走ってしまうのではないか知らん?
私は、幽霊というモノが本当に存在するのかしないのかはわからないのだけれど、「見た」という話がある限り、そこにはなんらかの「想い」があるのだと思うのです。その「想い」は尊重すべきだと思うのです。


さて、今回もお着物で参加しました。今回は、
先日袖丈を短くした、青とグレーの縦縞柄の絽に、赤いアヤメの長襦袢を併せて。帯は今年の夏の骨董ジャンボリーで「大谷さらさ」さんで購入した地獄柄の物です。
(※後日写真アップします)
帯締の色が今ひとつ決まらなくて、とっかえひっかえ悩んで、結局着物の色に合わせた物にしてみました。帯が暗い色で、集まりも「百物語」だったので、暗くならないように意識しました。
秋とはいえ、かなり暑くて汗もけっこう出て、下にタオルを一枚巻けばよかったなぁ・・と、駅へ向かう道で思ったのでした。ちょっと失敗。
sakkoさんが、なんとっ野晒しの帯を締めて来られて(ああっ写真を撮らせてもらえばよかった)、私もずっと探しているので、とても羨ましかったですーーーーっ。なんでも「壱の蔵」さんに、入荷したら連絡頂けるようお願いしておいて、6年待ったとのこと。やっぱり大変なのだなぁ。私も気長に探そうっと。


この日、夫と娘は、お友達とキャンプへ行っていたのですが、その参加者に、奥様を早くに亡くされて、男手ひとつで双子の男の子を育てている方がいて、その子達に娘が
「新しいお母さんに来てもらえばいいのに」とゆー無神経な事を言ったのだそうです。無神経は、幼児故に仕方のないことでもあるのですが、それを注意する時に、夫が
「お母さんがいなくなって、別に人が今日からお母さんになるって言って来たら、どうするの?」と聞くと、娘は、じっと考え込んでしまったそうです。
って、そこは考える所じゃないぞ娘よ!


★★★今日読んでいる本★★★
「亡国のイージス 下」福井晴敏/講談社文庫

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