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2004.06.22

繕いの魅力

みなさんこんにちは。
台風一過。よいお天気ですね。でも、私が住んでいる町は前を見て歩けない程の強風です。周り中そうなのかと思っていたら、職場の方々のおうちの方は、それ程でもないという話です。うちは海が近いせいでしょうか?
家からの途中に、なぜか眼鏡が落ちていて、この強風で、ポケットから落ちたのに気付かずに行ってしまったのかしら?と思いながら、少し行くと、なんと、もうひとつ眼鏡が落ちているのでした。ひとつでも珍しい落とし物なのに、ふたつも・・。ミステリー。

一昨年買った娘の浴衣が小さくなってしまったので、先日ネットオークションで古着の浴衣を買いました。
サッカー地に朝顔柄の、懐かしいような、涼しげな浴衣です。
どれくらい古い物なのか、前の持ち主がどうやって手に入れた物なのか、まったくわからないのですが、これがとてもステキな物でした。
私は、自分で裄や身丈くらいは直すのですが、手縫いというのは、ほどいて見ると、それぞれ縫い方の癖のような物があって、おもしろいですね。
今回の浴衣は、衿や揚げなどがとても丁寧に始末してあって、感激してしまいました。もしかして、おばあちゃんの手作り?な~んて想像してしまいます。
身揚げについては、私はちょっと苦手なので、せっかくきれいにしてあるのをほどくのが忍びない程でした。が、これを直しておかないと、せっかくのよい物もきちんと着られないので、惜しみながらほどきました。
あっでも、「こうやるときれいに始末できるんだ」ってゆーお手本になりました。
古い着物を買うと、繕いがあることもありますが、上手い繕いは、芸術作品のように感じます。
まぁ、ボロってことなんですけど。
実際、気に入って買ったはいいが、とても着られないような物もあります(身丈90cmくらいの子ども用なのに、墨染めで裏は紅絹という味のある物。すごいボロなのに、なぜか夫が気に入って買ってしまった)。
私は、物を見る目もないので、「やっぱり戦前の物は、染めが違うのよっ」な~んて言うことも出来ないし、飾って楽しむような優雅な趣味もありません。それでも、ただ眺めているだけで幸せな気持ちになれるような物が、確かにあるのですね。
子ども用だからボロでもいいや、と買った古い長襦袢が、繕いの見本市のようなのですが、あんまり雰囲気がステキなので、子どもに着せるのがもったいなくなってしまったこともあります。

娘に着せるように、初めて買った着物は、洗い晒した感じがとてもステキな、綿の綿入れでした。
小さな子どもに、そんな得体の知れない古物をっ!ってゆーのもよくわかるのですが・・・、これが、ずっと頬ずりしていたいような、サイコーの気持ちよさなんです!絶対に新品には出せないよさ。
もうすっかり小さくなってしまったけど、冬になったら、半纏代わりに着せてみようかなぁ?

こうやって見ると、なぜだか子ども物の話ばかりですね。なぜだろう?たまたま?それとも、子ども物のアンティークは、もともと数が少ないので、残っている物は必然的によい物ばかり、という事なのかなぁ?


★★★今日読んでいる本★★★
「暦と占いの科学」永田久/新潮選書

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